シアトルに住んでいた頃の話。
UWに向かう271番のバスがフローティング・ブリッジに差し掛かると、決まって車窓から南を眺めていた。
お目当てはマウント・レーニア。
曇りや雨の日が多いシアトルではマウント・レーニアが姿を現す日は多くない。
仮にシアトルが晴れていても、マウント・レーニア周辺の天候が悪いとやはり姿は見えない。
しかし、運がよい日には長い裾野を引く綺麗な姿を眺めることができる。
美しいマウント・レーニア。
自分の中では、マウントレーニアはなんとなく女性のイメージがあった。
そのイメージは2006年冬にシアトルを訪れたときも変わることはなかった。
朝焼けに照らされたマウント・レーニアは艶やかだった。
今回の滞在中、残念ながらシアトルからマウント・レーニアを目にすることはできなかった。
幸運にも帰路の飛行機の中からマウント・レーニアを見下ろすことができたが、その姿に驚いてしまった。
上空から見下ろしたマウント・レーニアはあまりにも勇壮で男性的だった。
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