Wednesday, June 18, 2008

Back to Japan

本日、いよいよ日本に帰国します。

MBAプログラム終了後は何かと慌しく、カリフォルニアの太陽の光と空気を十分に味わうことができなかったのは残念だけど、縁があればまた来ることもあると信じています。

日本に帰国後は仮住まいに住みつつ、マンションを探します。
仕事は7月1日から。 今度は新しい職場で新しいチャレンジが始まります。
長い人生、チャレンジが終わることはありません。

さて、back to the US (part 1)に引き続き、昨年夏から始めたこのブログもこの投稿で最終回となります。
これまで目を通してくれた皆さんには本当に感謝しています。
どうもありがとう。
今後は新しいかたちで、これまでとは違った目的で、何かを始めようと考えています。
何かが始まるその日まで楽しみにしていてください。
それでは、その日までCiao!

Tuesday, June 17, 2008

Azzurri Goes to Knock-down Stage!

先週以来何かとばたばたしています。
EURO2008のイタリア戦に興奮しつつ引越し準備をし、EURO2008のイタリア戦に失望しつつ友人と食事をし、EURO2008のイタリア戦の予選リーグ最終戦のスタメンメンバーを予想しつつ部屋の掃除をしています。

今日はいよいよ予選リーグ最終戦。
これまでオランダ及びルーマニアを戦い、勝ち点はわずか1。
最終戦の相手は同じく勝ち点1のフランス。
これまでの戦いぶりを観た限りではイタリアの足元にも及ばない相手です。
唯一の心配は、早々に決勝トーナメント進出を決めたオランダがルーマニア戦にBチームで戦うこと。
しかし、ファンバステン率いるオランダは今大会のツキを全て使い果たすような戦いぶりでルーマニアに2-0の完封勝利。
もちろんイタリアはフランスを2-0で退け、決勝トーナメントに進出決定。
最終戦までヒヤヒヤさせたアズーリでしたが、とりあえずホッとしました。
それはさておき、哀れフランス。
今後「冬の時代」がどれだけ続くのか???

さて、決勝トーナメントの第1戦はスペイン。
今大会のスペインは特に攻撃陣が破壊力抜群ですが、イタリアの前に持ち前の勝負弱さを露呈してくれることと期待しています。
Forza Azzurri!
優勝まで、あと3勝!

Sunday, June 15, 2008

Commencement

June 15, 2008 The Paul Merage School of Business Commencement

2006年9月中旬から始まったMBAプログラムも本日はいよいよComemncement(学位授与式)。
この間、実に1年9ヶ月。
日本での受験期間を含めると約3年間。
さらに、MBAプログラム進学を決意するに至ったUWへの留学開始まで遡ると約5年間が経過している。
そして、本日ここにMBAプログラムが終了。
「威風堂々」が流れる中、会場に入場しながら、そんな5年間のことに思いを巡らせた。

TOEFL及びGMAT受験、エッセイ作成、願書出願、インタビュー、合格発表、進路決定、渡米準備、そして渡米。
MBAプログラム1年目の秋学期は勉強とともに早速就職活動を開始。苦労の多かった冬学期、春学期の後、東京にてサマー・インターン開始。
インターン終了後、2年目の秋学期はフランスでの交換留学。冬学期はカリフォルニアに戻り、就職活動を本格的に再開。そして就職先が無事決定し、最終学期である春学期終了。
それぞれのプロセスには辛さもあり喜びもあったが、全てが貴重な時間であった。
正直、良い思い出もあれば、悪い思い出もある。
落ち込むことも多く、自分のパフォーマンスに100%満足することは少なかった。
しかし、この日を迎えることができたのは人との出会いに恵まれていたからだと思う。
受験勉強の過程で支えてくれた先輩や友人には勇気をもらった。
入学後お世話になった先輩たちとはこれからも永く続く信頼関係が築けると信じている。
教授やクラスメートからはもちろん多くのことを学んだ。
そして、妻。
彼女の支えなくしては、この日を無事に迎えることはできなかったかもしれない。
ありがとう。心から感謝している。

MBAプログラムが終了したところで一息といきたいところだが、そういうわけにもいかない。
全世界には約9,000ものビジネス・プログラムが存在しているそうである。
当然ながら数十万人のプログラム卒業生が毎年誕生していることになる。
そう考えると、MBAというものは将来を約束してくれる何物でもなく、自分自身に付けられた単なる「タグ」に過ぎない。
その「タグ」を生かすか殺すかは、言うまでもなく自分次第である。
卒業後、新たな場所で始まる新たな生活。
そこで、自分の可能性を少しでも、しかし着実に広げていくことが、「タグ」を付けられし者に与えられた使命であろう。

そんなことを考えつつも、今日ばかりは友人と妻とこの日を迎えることができた喜びを分かち合いたいと思う。
Congratulations!

Friday, June 13, 2008

Unlucky Azzurri 2!

本題の前に、オランダ-フランス戦について。
両チームの初戦の様子から予想するとオランダ勝利となるが、結果ははたしてその通りとなった。
フランスについては、モダン・フットボールで久しく目にしないほど、最前列からディフェンスラインが伸びきってしまっていた。
ジダン不在で臨む久しぶりのメジャー大会・・・10年間もの間、フランス代表がいかに一人の天才に頼っていたかを感じさせる試合内容。
フランスが再び栄光の日々を取り戻すためには後何年必要なのだろう。

さて、イタリア代表、問題の第2戦目である。
イタリア代表は攻めに攻めた。
トニのゴールが誤審によって取り消され、ザンブロッタがイージーなミスを犯し失点し、パヌッチが意地を見せなんとか1点を取り返し、その後不可解な判定によりPKを謙譲し、ブッフォンが気合でストップした。
結果はドロー。
痛い、痛すぎる・・・。
内容は悪くない・・・2試合終わって勝ち点1というのはなんとも寂しいけど。
しかし個人的には楽観視している。

「イタリアはEURO2008を制する

これまでざっと試合を観た限り、イタリアに対抗できるのはポルトガルとスペインだけだ。
オランダはEURO2000のときのように、予選リーグが好調な後、セミ・ファイナルでイタリアに敗れる。きっと。
スペインの歴史的な勝負弱さを考慮すると、ファイナルはイタリア-ポルトガル。
そして、延長後半でクリスティアーノ・ロナウドがマテラツィに頭突きして、イタリアがPK戦を制する。
こんなシナリオはいかがでしょう。

Monday, June 9, 2008

Unlucky Azzurri!

アリゾナ・ユタの旅を終えて、昨日カリフォルニアへ戻ってきた。
道中、2回の事故渋滞に巻き込まれ、要した時間はなんと約11時間。
さすがに疲れてしまった。

しかし、今日はそんなこと言ってられない。
先週金曜日から始まったUEFA EURO 2008、本日いよいよAzzurri(イタリア代表)登場。
今回イタリアが属するGroup Cは別名Group of Death(死のグループ)と呼ばれている。
最新のFIFA Rankingによると、
 -イタリア:3位
 -フランス:7位
 -オランダ:10位
 -ルーマニア:12位
おそろしいグループに入ったもんだと思ったが、その印象はグループの初戦である、ルーマニア-フランス戦を観てがらっと変わった。
フランス・・・全然弱い。ルーマニアも恐るるに足りない。
両チーム決め手を欠いたまま0-0で試合終了。
こんな退屈な試合、久しぶりに観た気がする。

そして始まった、オランダ-イタリア戦。
結果はご存知のとおり・・・オランダ3-0イタリア・・・。
痛い、痛すぎる・・・しかし、自信が確信に変わった。

「イタリアはEURO2008を制する

そもそも、最初の失点は明らかにオフサイド。
2点目・3点目についてはとりあえずおいといて・・・イタリアのチーム力、得点奪取能力はなかかなのものだ(今日は点が取れなかったけど・・・)。
要は、次戦のルーマニアと最終戦のフランスを倒せばよいだけ。
簡単じゃないか・・・おそらく。

Saturday, June 7, 2008

Bryce Canyon

本日はユタ州にあるブライス・キャニオン(Bryce Canyon)に到着。
ホテル併設のファーストフードレストランで、ステーキ・バーガーをほおばり、午後からハイキングに出発。

ブライス・キャニオンにはいくつかのハイキング・コースがあり、オフィシャル・ウェブサイトによるとそれらのハイキング・コースは簡単な方から「Easy → Moderate → Strenuous」の3つのカテゴリーに分けられています。
基本的にあまりアウトドア派ではないと僕にとっては、Easyなコースを選ぶのが賢明な選択だったのかもしれません。
しかし、無知とは恐ろしい。
深く考えずに、Moderate courseのNavajo Trail(1周2.2km)にStrenuous courseのPeek-A-Boo Loop(1周8.8km)を組み合わせるというコンビネーション・コースを選んでしまいました。
(ちなみにこの距離は歩いた後に知った)
Navajo Trailはよしとして、Peek-A-Boo Loopはかなりの長丁場。
暑い、埃っぽい、アップダウンが多い、おまけに馬糞を避けながら歩くのに一苦労。
それでも、歩かない限りは宿に戻れないので、覚悟を決めて歩きました。
数時間かけてようやく出発地点に到着。
よかったよかった。

こちらはNavajo Trailの途中の光景。


そして、こちらはハイキングの後、Bryce Pointから眺めた光景。


ハイキングの後シャワーを浴び、ホテルの中のレストランへ。
ハイキングの最中、
「うぅ、きつい・・・今晩は何も食べたくない・・・がんばってもサラダしか入らない・・・」
とわめいていた妻が、レストランの席に着くや否や、赤い肉汁のしたたるジューシーなステーキをちゃっかりオーダーしていたのには笑ってしまった。

明日はいよいよカリフォルニアに戻ります。

Friday, June 6, 2008

Antelope Canyon

本日訪れたのはAntelope Canyon。
Upper/Lower Antelope Canyonはネイティブ・アメリカンであるナバホ族の居留地内にあります。

こちらはUpper Antelope Canyon。



そしてこちらは、よりダイナミックでスケール感のあるLower Antelope Canyon。



水によって侵食された岩肌がこんなに美しいとは感激。

2日間のペイジ滞在を経て、明日はユタ州ブライス(Bryce)に向かいます。

Thursday, June 5, 2008

Horseshoe Bend

約3時間のドライブの後、アリゾナ州ペイジ(Page)に到着しました。
今日と明日はここに滞在です。

今日訪れた主な見所は、Lake PowellとHorsehoe Bend。
Rainbow Bridgeにも行きたかったのですが、時間とコストを考え諦めました。

こちらはダイナミックなHorseshoe Bendです。
はるか下を流れるコロラド川が馬蹄形に湾曲しています。


明日はお待ちかねのAntelope Canyon。

Wednesday, June 4, 2008

Sedona

MBAプログラムの授業は月曜日で終了。
卒業式前・帰国前の慌しい中、昨日からアリゾナ州セドナ(Sedona)に来ています。

セドナは世界有数のスピリチュアル・パワー・スポットとして有名な場所。
昨日から頭がガンガンするのは、
-果たして好転反応からか、
-単なる疲労のためか(4時間弱の睡眠で9時間ものドライブはさすがに疲れた)、
-それとも依然と続いているイン子・イン太郎事件のせいか(おそらくこれだな・・・)、不明。

しかし、ヴォルテックス(vortex)と呼ばれるいくつかの場所を巡りながら太陽の光や風や水の音を感じていると、MBAプログラムでピリピリに張り詰めていたテンションが和らげられるようです。


こちらは男性的な電気エネルギーが強いとされているエアポート・メサ。


そしてこちらは、女性的な磁気エネルギーが強いとされているカセドラル・ロックからエネルギーが流れ込むと言われているレッド・ロック・クロッシング。

スピリチュアル・エネルギーに敏感な人は、セドナでは「何か」を感じるそうですが、個人的には何も感じませんでした・・・残念ながら。
強いて言えば、ヴォルテックスと呼ばれている場所では、日本の神社を思い出してしまいました。
神社といっても、田舎にあるような小さな神社。
夏の暑い日、蝉の鳴き声がうるさい中、神社の境内で感じる静けさ・涼しさ、御神体(御神木・石)の存在感など。
セドナは不思議とそういう感覚を思い出させてくれる場所でした。

ちなみにセドナでは、オーラ診断なるものを試してみました。
それによると僕のオーラは赤のよう、それもかなり強い赤。
こんなアドバイスもいただきました。

「Love yourself, appreciate yourself.」

明日からはアリゾナ州ペイジ(Page)です。

Monday, June 2, 2008

Classes are over, but...

2008年6月2日、MBAプログラムでの最後の授業が終了した。
しかし、感慨に浸っている気分ではない。

先週末のこと、ある移民系の女性(「イン子」としよう)の運転する車が妻の乗っていた車と接触事故を起こした。
接触事故と言っても深刻なものではなく、ボディに傷が付いた程度。
警察と保険会社の判断では、イン子ちゃんが100%悪い。
同日、車の修理屋さんに修理費用を見積もってもらった。
そして、交渉がスタート。
イン子ちゃんの旦那「イン太郎」と僕が話すことになる。
お互いがお互いの連絡先を知らないと話しにならない。
僕は名刺を渡した。
しかし、連絡先を教えようとしないイン太郎。
イン子の電話番号だけでは話にならないだろう。
「その日の夜電話する」と言っておきながら(3回確認したのに)、電話をしてこないイン太郎。
こんな人間信用できるわけがない。
ただでさえ、ラリホーのような英語で呪文をかけられそうなのに。

そして本日夕方、イン太郎と話をした。
無理な値引きをしようとするイン太郎。
なかなか払おうとしないイン太郎。
相変わらずメールアドレスを教えないイン太郎。
終いには「家まで取りに来い」と言い出すイン太郎。
かなり頭にきて怒鳴ったら、ようやくメールを送ってきた。
「Junk Email」のフォルダに自動的に入っていたので少し笑ってしまったけど。

明日からはしばらくアーバインを離れるので、事故処理は来週に持ち越し。
そんなわけで、MBAプログラム終了の余韻などに浸っている気分ではないのである・・・。